専攻とコース

グローバルガバナンスコース

グローバルガバナンスコースの主要科目の特長

グローバルガバナンスコース(修士課程)

グローバルガバナンス論

グローバルガバナンス論では、同概念がなぜ、いつ、どのように、学問分野としての国際関係論や実際の国際政治の舞台で要請されてきたのかについて考察する。この概念の広がりは、グローバル化現象、グローバルな課題の顕在化あるいは経済のグローバル化などと不可分の関係にあり、これらの傾向や課題に対して国際社会の対処法を探ることも目的とする。考察の対象や問題領域は、主権国家、世界秩序、国際機関、経済のグローバル化、安全保障、環境問題、人権ならびに人間の安全保障問題とグローバル・ガヴァナンスである。

国際環境論

地球温暖化、生物多様性等の人類の生存基盤に関わる地球環境問題は、各国政府の他、経済団体、労働組合、女性・先住民など様々な民間団体が関わりつつ、地球規模の国際枠組みを形成し、協働して解決する課題である。

国際政治経済論

国際政治経済学は、国際関係論の一分野として経済・通商外交に関心を集中させた時期を経て、真にその名に相応しく、国家、市場、制度の交差をグローバルな視野で研究する分野へと移行しつつある。その意味で、既存の専攻の枠にとらわれることのない学際性に特徴があるのではないかと考えている。

人間の安全保障

人間の安全保障という言葉が「発明」されたのは1990年代前半である。この講義では、この言葉が登場する背景、意味内容の多様化と収斂、関連用語との比較対照などを扱う。第1部では登場の背景、第2部では概念の結晶化、第3部では第2部とは裏腹の相対化を扱う。最後に、参加者各自の関心に即した報告と論文作成をしてもらう